2014年7月14日月曜日

Sedmikrasky

イメージフォーラムで”ひなぎく”みてきました&チェコ蔵ホリーさんのトークショーも!




やっぱりスクリーンでみると一味ちがいますねー!
ファッションやインテリアは細部までじっくりみれたし(とっても素敵♡)二人のマリエの可愛さにも改めて魅了されました。



ひなぎくは見るたびに心動かされる場面が違います。

今回は第二次世界大戦時のものと思われる戦車の映像。サブリミナル的に挿入されている爆撃音にもハッとさせられました。近頃なんだかキナ臭いニュースが多いし、gazaの紛争も信じられないくらい悲惨。時期的にも戦争にたいして敏感になっているからかなーと。


ホリーさんのトークショーではひなぎくが公開された1966年前後の時代背景や撮影秘話などヴェラ・ヒティロヴァー監督の自伝などを元にお話してくれました。


当時のチェコはソビエトの圧力を強く受け、社会主義体制を敷かれていた時代。1966年に公開されたひなぎくは後に起こる”プラハの春”を予兆しているような内容。メインテーマは”破壊”。

この国家レベルの政治的なメッセージを無秩序で奔放な少女達に投影して国民達に訴えかけるというアナーキーさ。チェコ国内では当局から発禁処分にされたものの国民達には大ウケだったそうです。

ひなぎくに登場する二人のマリエはお芝居経験のない一般人。
マリエ1は帽子屋の店員でマリエ2はクラブでスカウトされたらしいです。
すでにプロの女優で配役は決まっていたのに監督の意向で急遽チェンジw
かなり厳しい方だったそうで来日した時も喧嘩やトラブル続きで大変だったみたいです。
それくらいの強さをもっていないと映画監督としては生きられない時代だったのでしょうかー。

ひなぎくを初めてスクリーンでみて改めて魅了されたし時代背景や舞台裏を知り、私の中ではますます愛しい映画になりました。と同時にひなぎくを生んだチェコにも興味津々で10月にいくことに〜♡

チェコの若者はひなぎくの存在をほとんど知らないそうですが。。悲
チェコに関する知識をできるだけ詰めこんでいきたいです。




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